2021年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL21821C02)
募集終了

国名
キューバ
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ハバナ市役所

2)配属機関名(日本語)

公共サービス局(DPSC)衛生部(UPPH)

3)任地( ハバナ市 ) JICA事務所の所在地( ハバナ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ハバナ市における廃棄物管理の責任機関は、公共サービス局(DPSC)であり、同局の下にある衛生部(UPPH)が廃棄物の収集運搬と最終処分を担当している。UPPH事務所の敷地内にある車両整備工場には、整備用機器、工具や部品の保管室、部品製作用の工作機械等が配置されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ハバナ市では急激な都市化に伴い、市民の生活環境や公衆衛生が悪化し、廃棄物管理が課題となっている。こうした中JICAは2003-06年度に「ハバナ市廃棄物総合管理計画調査」、2009-14年度に技術協力の「ハバナ市廃棄物管理能力向上プロジェクト」、更に2015-18年度に専門家派遣「ハバナ市廃棄物収集車両整備能力向上支援」等の協力を実施してきた。廃棄物収集車両の整備については、既往の協力の成果の定着と従来の中国製車両に加えて2019年度に導入された日本製車両100台(ノンプロ無償資金協力)への対応について指導・助言するため、専門能力と経験が豊富なSVの派遣による継続的な協力が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

公共サービス局等との協議を踏まえ、カウンターパート(CP)に対しごみ収集車両(パッカー車)について以下の指導と助言を行う。
1、安全性の確保と公害の防止の観点から点検整備項目の見直しと必要な知識の習得
2、定期点検による予防整備の手法の習得と実施
3、故障診断技術の習得

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICAの一連の協力を通じて、車両整備に必要な機材等は概ね揃っているが、一部機材の更新、スペアパーツの補充等が必要である。

4)配属先同僚及び活動対象者

ハバナ市公共サービス局(DPSC)衛生部(UPPH)の職員等が主要なCPとなる。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:CPが豊富な経験を有するため
    (指導経験)2年以上 備考:指導が活動の中心となるため

[参考情報]:

 ・塵芥車の整備実務経験があればよい

 ・40歳以上(国際約束上の制約のため)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

四輪自動車の運転は活動中に必要な場合に限る。通勤・生活には公共交通機関を使用する。十分な生活物資(生鮮食料品等)の調達が困難な時期がある。外国人向けの住居は限られており、柔軟な適応力が求められる。