要請番号(SL24522C01)
募集終了

・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
グアナファト州政府
2)配属機関名(日本語)
グアナファト州イノベーション・科学・高等教育局
3)任地( グアナファト州レオン市及びシラオ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
グアナファト州は人口約600万人、メキシコシティから北西に約400キロに位置する。同州最大の都市はレオン市郊外にあるレオン工科大学は、1995年に設立され、メカトロニクス、経営、情報工学、起業イノベーション学部を備え、生徒数は約7,500人、教員数は160名、年間予算は9億円程度の規模を有する。またビセンテナリオ技術大学は、同州の国際空港のあるシラオ市に位置し、2009年に設立され、工業デザイン、ロボット工学など6学科に1,700名の学生が在籍する。年間予算は、約2.5億円。両大学はともに、JICA海外協力隊員の受け入れは初めてで、両大学間の距離は30Km弱で、比較的容易に移動が可能である。本要請では、高等教育局に配属され、両大学にて活動を行う。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メキシコ国では現在、1,200社を超える日本企業が進出しており、そのうち500社以上が中央高原地域(グアナファト州、ケレタロ州、アグアスカリエンテ州、サンルイスポトシ州)に集中している。特にグアナファト州は日系企業の重要地域で、2016年に総領事館が設けられ、日本の存在感が強い州である。同州内の技術系大学卒業生は、日系企業を含む外資系企業に就職する割合が高く、大学は常に企業のニーズに合った高いレベルの講座及び実習を学生に提供する必要がある。今回、同州内の大学が提供する講座及び実習内容を、日本の知見を取り入れ、より企業のニーズに合ったものとするため、JICA海外協力隊員の派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
グアナファト州イノベーション・科学・教育局に所属し、教育局が決める日程でレオン工科大学及びビセンテナリオ技術大学で下記の活動を行う。
1. 5S、KAIZEN、日本的生産方式に関する講義を行う。
2. トヨタ生産システムに関する講義を行う。
3 大学カリキュラム及び講座内容改定への助言を行う。
4. 在メキシコ日系企業との連携強化を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
インターネット環境のあるオフィス
4)配属先同僚及び活動対象者
レオン工科大学
関連教員5名、30代~50代(学部長、学科長、経営学科教員)、学生500人程度
ビセンテナリオ技術大学
関連教員4人、30代~40代(ロボット工学学科教員、経営学科教員)、学生600人程度
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学生及び教員を指導するため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:学生及び教員を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。