2022年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL24522D01)
募集終了

国名
メキシコ
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

プエブラ州政府

2)配属機関名(日本語)

環境・持続可能な開発・領土計画局

3)任地( プエブラ州プエブラ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

プエブラ州はメキシコの歴史において非常に重要な地域であり、プエブラ市はメキシコシティとベラクルス港の間の戦略的な位置にあったことで、19世紀の終わりには、一大産業都市として発展した。現在、人口は658万人、うち154万人が州都のプエブラ市に居住している。プエブラ経済の最大の部門は製造業であり、州の中心部の自動車関連産業とテワカン渓谷地域に集中したマキラ繊維製品が基幹産業となっている。農業部門については、就業人口もは多いものの、収入は改善されないままである。2019年から始まった現政権下では、環境・持続可能な開発・領土計画局の中に、リスク管理を設置し、防災対策を進めている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

プエブラ州政府環境・持続可能な開発・領土計画局は、2015年の「第3回国連防災世界会議」で採択された「仙台防災枠組2015-2030」に基づき、1)災害リスクの理解、2) 災害リスク管理のための災害リスクガバナンスの強化、3) レジリエンスのための災害リスク軽減への投資、4) 効果的な対応のための災害準備の強化と回復・復旧・復興に向けた「より良い復興」、を主たる目標として州内防災体制の強化に努めてきている。しかし、実質、2020年から始まった取り組みでは、実務レベルでの実際の対応に対する知見が乏しく、日本の現場レベルでの防災活動について指導を求めて協力隊員の派遣要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と協力して以下の活動を行う。
1. 州内のリスクマップの作成と現地調査による詳細情報を確認する。
2. 災害リスク分析に基づく、防災計画のデザインを支援し、全般的な戦略アドバイスを行う。
3. 州政府スタッフ、市(217市)防災部局スタッフへの防災研修を行う。
4. UNDP基準に基づく、州のレジリエンス(頑健性)戦略の設計と実施への支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、PC、コピー機 、WiFi環境

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先代表: 局長、女性、40歳代
活動担当: 領土管理・都市開発部長、女性、50歳代
配属先の同僚: リスク管理課長、女性、40歳代
指導対象者: 州政府関係者100名、地方行政関係者250名程度

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への技術指導の必要性

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への技術指導の必要性

[参考情報]:

 ・防災行政に関する実務経験や研究経験があれば良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。