要請番号(SL24522D07)
募集終了


・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省国際開発協力庁
2)配属機関名(日本語)
パソ・ア・パシート協会
NGO
3)任地( ユカタン州メリダ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
協会は、障害のある人々の福祉を求めて親と専門家のグループのイニシアチブとして、彼らが基本的権利を行使できるよう支援することを目的に2007年に設立された。ユカタン州立大学や聴力障害者協会(NGO)と連携を取りながら、公的機関で賄いきれない障害児者支援を行っている。年間予算は、人件費6万ドル、業務費1万7千ドルで、外来患者からの支払いと一般の寄付からなっている。患者は通院のみで、登録者は主に3歳から20歳までの年齢層で180人程度。一日に約30人がサービスを受けている。JICAからの協力は現在まで提供されていないが、定期的に米国からの医療団の訪問を受けている。(2020年からは停止中)
【要請概要】
1)要請理由・背景
協会が提供しているプログラムは、リハビリテーション・プログラム、保護者支援プログラム、特殊教育プログラム、パソ・ア・パシート旅行者プログラムの4つである。リハビリテーション・プログラムでは、医師1名、コーディネーター1名、理学療法士2名、作業療法士2名、言語聴覚士2名、ソーシャルワーカー1名が在籍している。協会はコロナ禍が過ぎた2022年から本格的に再開し、以前と同様にサービスを提供していく中で、これまで以上に質の向上を目指す必要性を感じ、JICA海外協力隊員の活動を知る関係者からの紹介を以て、協力隊員の派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 障害者の訓練プログラムのレビューを行い、専門分野からの知見を以て、改定案を策定する。
2. 実際の障害者への療法について療法士への技術指導を行う。
3. 専門家、家族、教師(教育関係者)向けの講演、研修コース、ワークショップを計画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、WiFi環境、超音波、レーザー、電気刺激、温熱療法機器、ハイドロセラピー機器、マッサージ療法器具一式など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先代表: 協会長、女性、40歳代
技術主任: 心理療法士、女性、30歳代
指導対象者: 協会スタッフ・専門職14名、事務職若干名、患者保護者、教師など
患者:3歳から20歳までの知的障害者および(脳性麻痺やせき髄損傷による)肢体不自由者
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚への指導・助言のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:技術指導に必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット環境は居住地区により異なり、通信環境は保証されていない。