要請番号(SL24525C06)
募集終了



2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
メキシコ国立工科大学機構アルバロ・オブレゴン工科大学
3)任地( メキシコ市 ) JICA事務所の所在地( メキシコ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
メキシコ国立工科大学機構は教育省管轄の独立機関で、中南米最大の工科系高等教育機関である。国内32州254か所に管轄大学があり、学部生および大学院生合わせておよそ60万人が在籍し、メキシコ国内の高等教育機関で学ぶ学生の約8人に1人が同機構の大学で学んでいると言われている。配属先のアルバロ・オブレゴン大学は2010年10月に開学し、3つの学位コース(情報通信技術、経営管理、工業デザイン)を提供しており、約680名の学生が在籍している。JICAでは、2009年以降、ケレタロ州内の管轄大学に代々シニア海外協力隊を派遣しており、配属先には2023年3月まで経営管理の隊員が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メキシコ国立工科大学機構は、歴代のシニア海外協力隊員の活動を高く評価する一方で、派遣先がケレタロ州に集中してきたことを踏まえ、隊員の活動成果がより広範囲に展開されることを期待して、メキシコ市内の管轄工科大学への隊員要請が寄せられた。活動先となるのはアルバロ・オブレゴン工科大学で、KAIZENや5Sなど日本式の経営管理を学ぶためのカリキュラム新設が求められている。メキシコ国内には自動車産業をはじめ日系企業が多数進出している背景があり、こうした企業への就職を目指す学生が一定数存在する他、企業側も若く優秀なエンジニアを求めていることから、大学では企業ニーズに合致した教育プログラムの提供と人材育成に取り組むことが重要と考えている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を実施する。
1.経営管理学科の既存カリキュラムを踏まえ、5Sやカイゼン、トヨタ式生産システム、インダストリー4.0などのテーマを含むシラバスを作成する。
2.シラバスに沿って講義を行うほか、教員を対象に労働市場や業界の動向など最新トピックを踏まえた経営セミナーを実施し、知識力向上を支援する。
3.他の配属先で活動する類似分野の隊員と協力し、オンライン講義の機会を調整するほか、配属先の要請に応じて配属先間の交流や意見交換会を企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、PC、コピー機 、WiFi環境
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教務部長(40代男性)、大学連携部長(40代男性)、経営管理コース教職員
活動対象者:学生、教職員
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への技術指導の必要性
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への技術指導の必要性
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイを基本とする。安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。