要請番号(SL24525D01)


・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省国際開発協力庁
2)配属機関名(日本語)
日本メキシコ学院
3)任地( メキシコ市アルバロオブレゴン ) JICA事務所の所在地( メキシコ市ポランコ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
日本メキシコ学院は、メキシコ日本商工会議所、日本駐在員および日系コミュニティの発意のもと日墨両政府の支援のもと1977年に設立された。文部科学省が定める日本人学校である日本コースと当国の正規の教育機関としてのメキシコ人が学ぶメキシココースに分かれてはいるが、両国民の相互理解や文化交流が学院の目的であることから、運動会をはじめ両コースの交流も盛んである。メキシココースの生徒の日本語のクラスはほぼ毎日実施されており、学習目標は小学部(日本語能力試験N5)、中学部N4、高校部N3としている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メキシココースの日本語クラスは、①小学部では、歌・ゲーム・工作などを通じて日本語に親しんでもらうこと、②中学部では日本語を将来の学業や職業に役立つツールとして捉えることができるよう、文法、文字の読み書き、語彙の習得、③高校部では、より高度な言語運用能力、漢字の読解、文章(書き言葉と会話)の理解を目標としている。現在、16名の日本語教師(日本人、メキシコ人半々)が授業を担当しており、全員教授法の知識はあるものの、メキシコ人生徒の学習特性を十分に理解したうえでクラスを進めているとは言えない状況である。そこで、海外での指導経験のある隊員から、より良いクラス運営に向けた客観的な提案や助言を得たく、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
隊員はメキシココース内の日本語学科に所属し、以下の業務について助言と提案を行う。
・現状の 授業の質向上のための評価とフィードバック
・遊びを通した日本語教育
・日本語教師への研修
・日本語教育の発展のための今後の教育計画と戦略の立案
・メキシコのみならずラテンアメリカ諸国からの生徒にも有効な日本語教育教材の開発
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務スペース、PC類
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語部職員、教員、その他日本文化、日本音楽担当教員
活動対象者:メキシココースの全ての生徒、日本語にかかわる教職員
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導のため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導のため
[汎用経験]:
・青少年を対象とした活動経験(2年以上)
・グループ活動や組織運営の経験
[参考情報]:
・教師への指導経験があれば望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(3~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・期間を問わず海外での日本語教授の経験は必須とする。
・住居はホームステイを基本とする。
・安全対策措置により、夜間の外出や渡航可能地域に制限がある。