【配属機関概要】

3）任地（ マナグア県マナグア市 ） JICA事務所の所在地（ マナグア市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

合気道協会「合気即生活」は、国内での合気道の普及と技の向上を目的として2003年に設立された非営利団体である。開設当初より幅広い年齢層(子どもから大人)、競技レベル(初心者から経験者)を対象に稽古を行っている。稽古は、主にマナグア市が運営する日本庭園内の講堂で、平日クラス(18-19時半)、土曜クラス(9-11時)を開講している。現シニア海外協力隊(公益財団法人合気会5段)は、様々な文化イベントに参加し、広報活動(演武披露)にも力を入れている。新型コロナの影響もあり、常時稽古に参加する生徒は10名程度。年間予算は約2千米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同国において合気道は、護身術、心身の健康の維持・増進として親しまれている武道の一つである。配属先は合気道の更なる普及のため、各道場での講習会や各地で行われているイベントや日本文化紹介などの機会を利用して演武を披露するなど広報活動にも力を入れている。現在、配属先では昇段審査を施行できる高段者がいないことや、公益財団法人合気会の傘下団体である国際合気道連盟(IAF)に加盟できていないことが課題となっている。そこで本要請では合気道人口増加のため、様々なイベントへの参加(演舞披露)など広報活動や、指導者の育成、昇段審査と合気会に認可されるような組織づくり(有段者の育成)に貢献する活動が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

現地指導者及び生徒らと主に以下の活動を行う。
1.現在行われている稽古に参加し、初心者や経験者に対して技術指導を行う。
2.現地指導者への技術指導及び、指導方法について助言する。
3.複数の道場を巡回して、体術、武器技の指導を行う。
4.指導者及び、生徒に対して合気道及び武道精神を伝える。
5.昇級、昇段審査を実施し、有段者の育成とともに、組織づくりに貢献する活動を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ジョイント畳マット49枚(82cm×82cm)、木剣30本、杖30本、短刀30本、日本庭園内講堂

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚::
配属先長兼指導者:合気会本部スタイル、公益財団法人合気会2段、40代、男性、経験20年。
協会には5道場が加盟、登録生徒数約50名
活動対象者:
日本庭園講堂のクラスの生徒 6名程度

【資格条件等】

[参考情報]：

　・公益財団法人合気会5段以上

　・武器技指導経験者(組太刀、組杖、杖形等)

【地域概況】

【特記事項】

合気道の普及のため、様々なイベントへの参加(演武披露)も期待されている。
住居は、ホームステイの可能性あり。