【配属機関概要】

3）任地（ マナグア県マナグア市 ） JICA事務所の所在地（ マナグア市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

保健省は「国民生活の保障・向上」「経済・社会の発展」のため、保健・医療サービスを企画・監督する機関である。質の高い医療を無料提供するための規制や戦略策定の他、国民生活の質の向上、健康習慣とライフスタイルの改善促進を図っている。また、同保健省が実施する保健・医療サービスを県レベルで統括する各県の保健管区事務所を管理・監督している。年間予算は5億4800万米ドル。地方レベルで実施されているJICA技術協力プロジェクト「家族・地域保健モデル強化を通じたプライマリーヘルスケアの改善プロジェクト(MOSAFC)」(2021年-2025年)では、同保健省の看護師がファシリテーターチームに参加している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同国では妊婦と新生児の高い死亡率の減少が課題であり、同保健省は、家族・地域保健モデルに基づき、助産師の育成、看護師対象の母子保健研修の実施、地域の産婆に対する資格認定等、母子保健状況の改善に取り組んでいる。有資格者による保健所での分娩が増え、産院のネットワークも広がりつつあるが、今後、国レベルでの産科・新生児看護サービスモデルの構築と、同ネットワークの強化を目的とし、本要請に至った。配属先は隊員に、産科・新生児看護サービスの充実やネットワーク強化計画の策定、妊婦・新生児保健の推進に係る活動の提案などを求めている。本要請は、グループ型派遣の一環であり、他の助産師隊員との連携した母子保健サービスの強化が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚と共に以下の活動を行う
1.産科看護サービスの充実・発展のための計画の提案
2.産科・新生児看護のネットワーク強化計画の提案
3.看護師を対象とした母子衛生と新生児ケアに関する国内研修の企画・実施
4.妊婦・新生児保健の推進に係る活動への助言
5.保健・医療サービスを県レベルで統括する保健管区事務所のモニタリングに同行

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、いす、基本的文房具・事務用品

4）配属先同僚及び活動対象者

[配属先同僚]
保健サービス部長:男性・60代、看護部長:女性・40代、プログラムコーディネーター:女性・40代、看護局プログラム担当:女性
[活動対象者]
看護局看護師4名、地域の保健管区事務所看護師長19名、国内の技術系看護師160名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

ホームステイの可能性あり