要請番号(SL24825D02)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
日本ニカラグア東洋医学大学(UMO-JN)
N
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、2003年に大学として政府の認可を受け開校した中南米唯一の東洋医学専門大学(5年制)である。東洋医学部、臨床心理学部の他、鍼灸、伝統医療・代替医療の修士課程を有し、修士課程では保健省の医師や看護師を対象とした鍼灸の特別研修プログラムも実施している。さらに、視覚障害者の就業機会創出を目的とした指圧講座や、一般向け公開講座も実施しており、学内には東洋医学クリニックを併設している。日本大使館の草の根無償資金協力による校舎の増築のほか、ルクセンブルグからも支援を受けたことがある。過去にJICAシニア海外協力隊(鍼灸マッサージ師)2名(3代)を受け入れた経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ニカラグア政府は、西洋医学と並行した伝統・代替医療の利用を積極的に推進していることから、当国における東洋医学への関心・期待は高い。同大学では、学士号取得後さらに専門性を高めるための修士課程も開講しており、同大学卒業生に限らず、保健省の医師や看護師も対象としている。しかし、現地教員の知識・技術は日本の鍼灸師に比べ限定的であり、講義内容の補完や教員の技術力向上に支援が必要なことから、本要請に至った。JICA海外協力隊には同大学の鍼・灸・指圧に関する講義、実習を補助し、技術的な助言を行うことが求められている。また、カリキュラム改善のためのアドバイスも期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. 教員を対象とした鍼・灸・指圧に関する研修を行う。
2. 学生、保健省の医師や看護師を対象とした鍼・灸・指圧に関する実習を行う。
3. 学部、修士課程、特別研修プログラムのカリキュラム改善にかかる助言を行う。
4. 視覚障害者を対象とした指圧の習得にかかる支援を行う。
5. 鍼・灸・指圧のマニュアル作成にかかる助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
人体骨格モデル、人体筋肉モデル、ビデオ等東洋医学の指導に必要な教材、机、椅子、文房具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
創設者(70代、男性(日本人)、東洋医学士、経験40年)、大学院担当部長(50代、女性、東洋医学士)、学部・修士課程教員11名、視覚障害者プログラム教員2名
活動対象者:
学部生約150人、大学院生約102人、視覚障害のある学生約10人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚も同等の学歴を有するため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:教員への助言が必要なため
[参考情報]:
・はり師及びきゅう師の資格が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイの予定。





