要請番号(SL25723C01)
募集終了

・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・持続的開発・革新・科学・技術・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
サーアーサールイスコミュニティーカレッジ
3)任地( カストリーズ ) JICA事務所の所在地( グロスレイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サーアーサールイスコニュニティーカレッジ(SALCC)は1985年に創立されたセントルシア唯一の高等教育機関。職業訓練を中心とした、農業、保健、科学、教育などの部門がある。現在カレッジから大学に移行中で、専門学校卒(2年)コースと大学卒(4年)コースの他、他大学との連携による短期(1年)コース等がある。コロナ禍により現在講義は全てリモートで行っている(実習は対面式)。教育部門にはDTEEL(Division of Teacher Education and Educational Leadership)とよばれる教員養成学科があり幼稚園、小学校、中学校、高等学校の教員の養成を行っている。小中学校教員コース(4年)の場合、1年から3年の第2学期(10週間)が教育実習期間となっており、学校現場で実習を行う。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育省は数学の学力強化を重要視しているものの、コロナ禍による休校または対面式授業の削減などで学習の機会が大幅に減少したことにより、数学を含む学力の低下を危惧している。そこで、今後リモート型の教育を積極的に取り入れ、JICAの開発した算数ドリルや算数アプリを活用するなどして特に小学校を対象に算数の学力向上を図ることとなり、教員養成学校に数学教育隊員、教育省のカリキュラム・教材開発局(CAMDU)にリモート教育開発のための視聴覚教育隊員、全国に8カ所ある教育事務所に小学校教育(または数学教育)隊員を派遣することとなった。教員養成学校で活動する隊員は、CAMDUの視聴覚教育隊員との連携によるe教材の導入・活用や、教育実習の現場で活動する小学校教育隊員との連携による教育実習の改善が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
学生に対し数学教授法の講義をリモートで行うと共に、他の隊員と連携しながら以下の活動を行う。
1. 教員養成学科の数学講師と協力し、教員養成学科の学生に対し、数学教授法の講義をリモートで行う。
2. JICAが開発した算数ドリル又は算数アプリを導入し、教員養成学科の学生が活用できるようにする。
3. 小学校教育隊員と連携し、教育実習の改善を図り、教育実習生の算数指導能力の向上を図る。
4. 教育省CAMDUや視聴覚教育隊員と連携し、数学教育におけるリモート教育手法の導入、パワーポイント等のe教材の開発に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学部長、女性、50歳代、1名
職員、6名(内数学講師 男性40歳代 1名)
活動対象者:大学生、18歳~40歳 70人から100人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:教員免許が必要なため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:教員を養成するため
(教員経験)15年以上 備考:教員を養成するため
[参考情報]:
・実務経験は塾や家庭教師を含めた指導経験。
・オンライン指導経験があること。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ZOOM、Google Classroom が使用できること。