要請番号(SL30322C07)
募集終了

2代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ブエノスアイレス市スポーツ局
2)配属機関名(日本語)
首都圏柔道連盟
3)任地( ブエノスアイレス市 ) JICA事務所の所在地( ブエノスアイレス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同配属先は、1986年にブエノスアイレス首都圏における青少年の心身の向上を目指して柔道の普及振興を目的に設立された市民団体である。同連盟は、スポーツクラブ、学校、個人道場等様々な組織(合計約50)で構成されており、現在会員数は約3200人で、会員数、スポーツ実績共にアルゼンチン柔道連盟に所属する主要な連盟の一つである。主な活動は、スポーツ競技の振興であるが、このスポーツの発展と普及のための様々なプログラムを実施している。2014年に短期SVが派遣された後、2017年より長期SVが派遣され2019年3月まで活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は、柔道の普及振興とともに、国際大会において優秀な選手を輩出すべく指導を実践するため、関連機関の会員数の増加や指導や稽古の質の向上を目指している。また、柔道指導者を対象とした種々の講習会(オンライン・対面式)、合同稽古や合同合宿を併せて実施している。しかしながら、指導法及び練習方法に関する情報・経験がまだ不足しており、また、最近では、欧州の指導法の定着により、日本の伝統文化としての柔道の精神が継承されていないことが課題とされている。前任SVが正しい技術や形の指導等を行ってきたが、引き続きJICA海外協力隊の支援を得たいとして本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同配属先の主な道場であるスポーツクラブを拠点に3か所を巡回指導する。対象者レベル、稽古日数は以下の通り。
・拠点となるスポーツクラブ(週2回、3時間、対象者:約25名(1級~3段、男女子供から大人まで、視覚障害者含む)
・巡回指導先(市内3か所の道場:各週2回、3時間、対象者:各道場 指導者3名(4段以上) 生徒約15名(1級~3段)
2.強化合宿(ユース、シニア、マスターズ等)における指導を行う。
3.代表チームの育成に協力する。
4.指導者を対象に形、乱取り(寝技、立ち技)に関する講習会を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場、畳50畳
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先の主な責任者(指導者) :
男性・70代(9段)、男性・60代2名(8段、6段)、
男性・40代(5段)
指導対象者:約500名
大人(20-60歳):5級から3段程度
若者(15-20歳):初級から2段程度
子供(7-14歳):初級から3級程度
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(柔道六段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:業務遂行上必要不可欠
(指導経験)10年以上 備考:競技者や指導者への指導のため
[参考情報]:
・公認柔道指導員(選択肢なし)なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
大学連携ボランティア(短期派遣・柔道)との協働も期待されているので、協調性のある人材を求む。
コロナ禍では、人数制限のなか、男女混合、レベル混合での練習のため、指導に工夫が求められる。