2025年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL30625C01)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
1年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

養護センターPREEFAコチャバンバ校
NGO

3)任地( コチャバンバ県コチャバンバ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、スペインのカトリック教会系NGOの「信仰と喜び(Fe y Alegria)」が1988年に設立した知的障害を主障害とする生徒のための特別支援学校である。幼稚部、小学部、職業訓練(木工、手工芸、調理)があり、知的障害、ダウン症、自閉症、脳性麻痺、肢体不自由を有する約100名が在籍している。年齢ごとにクラス分けされ、1学年1クラス、5~15名の生徒に対し、担任教師1名で構成されている。同校はJICAの「特別支援教育教員養成プロジェクト(2010年~2013年)」のパイロット校であり、その後4代の協力隊員が派遣されている。2025年1月まで障害児・者支援の隊員が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の教員たちは、障害のある生徒への正しい支援についての知識を持たず、特別支援教員の質は低かった。そこでJICAが2010年からプロジェクトを開始し、特別支援学校分野の改善(障害特性の把握、教室の構造化、視覚優位の指導、手指訓練の教材の紹介)を行い、その後継続的に隊員が派遣されている。前任者は特別支援学校教員および理学療法士で生徒の実態に合わせた教材・教具を用い、生活指導や身体機能の理解促進および筋ジストロフィー症児の治療を行った。引き続き病弱児、肢体不自由児のリハビリを継続しながら、生徒の実態に合わせた自立活動支援と体育指導が期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚らに対し、以下の支援を行う。
1.病弱児、肢体不自由児に対するリハビリテーションおよび自閉症児における効果的な指導方法の助言を行う。
2.準備運動、運動習慣の定着と各生徒の身体機能向上に対する提案助言を行う。
3.教室における環境設定、生徒の実態に合わせた効果的な指導について助言指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プロジェクター、DVDプレイヤー、ヨガマット、バランスボール

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(女性、50代、大卒)
同僚教員16名(男性および女性、20~50代)
リハビリチーム(臨床心理士、言語聴覚士、理学療法士各1名)
教室補助員(男性1名、女性2名)
生徒111名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)
    (特別支援学校教諭)

[性別]:(女性) 備考:配属先の希望

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:配属先の希望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

理学療法士について、15年程度の実務経験があると尚良い。
医療相談業務・ヨガ・集団運動指導経験があると望ましい。