要請番号(SL31522C02)
募集終了

3代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
ボゴタ商工会議所
3)任地( ボゴタ首都区ボゴタ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ボゴタ商工会議所は、人口約800万人のボゴタ市とその周辺自治体を含むクンディナマルカ県内(コロンビアの年間GNIの約30%を占めている、国の経済発展に最重要地域)の企業の発展を目的をして、その前身が1878年10月に設立され、創立143周年を超えている。配属先は、ボゴタ市内外に15のセンターをもっており、約80万社の対象地域内の登録企業に対し企業運営に関する法的支援(特に、企業登録、訴訟問題措置)、品質管理・生産性向上に関する指導、商品見本市等の実施促進、人材育成、対象地域への投資などを実施している。職員数は、約1,000名。協力隊のほか、EU、BID、KOICAなどの国際機関との連携も進んでいる。年間予算は、約7,300米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボゴタ商工会議所が実施している上記業務のうち、主に中小企業の品質管理・生産性向上支援については、同署が選定した様々な業種の約2,000社について、現在約40名のコンサルタントが、各50社ずつ担当している。しかし、その指導手法について一定の基準がないため、コンサルタントによって指導の方向性やその方法がばらついている。そのため、コンサルタント業務の成果や評価も一貫性がない。そういった状況から、対象企業への指導成果の定着を改善する必要があると考えている。したがって、日本の強みであるKAIZEN、5Sに加えて、リーン・シックス・シグマや、そのほかのメソッドを活用し、現地企業が実施できる方式の確立とその実践による成果の定着を目的とした協力隊要請となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先同僚とともに、以下の活動を実施する。
1.2年間で域内の産業(食品、薬品、建築、服飾、皮革など)に従事する約40社の中小企業を訪問し、
生産性向上を目的とした指導を実施する。(年間約20企業)、週に3~4日企業を訪問し、1日に1~2件の訪問を行う予定。
2.配属先の同僚に対して、コンサルタント能力向上のための指導をOJTで行う。
3.上記の活動から得られた知見を配属先に共有し、実施プロセス、評価についてコンサルタントマニュアル(5S, KAIZEN)を作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務所内の机、PC(スペイン語)、プリンターなどの事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
生産性サステナビリティ部門コーディネーター 男性 40代 MBA 、経験8年
配属先の経営コンサルタント:25名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:B)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:指導的な立場であるため
[参考情報]:
・中小企業診断士の資格があるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
英語資格で応募する場合、スペイン語圏での2年以上の実務経験を有していることを必須とする。