要請番号(SL31522C03)
募集終了

・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
メデジン市役所インフラ整備局
3)任地( アンティオキア県メデジン市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、コロンビア第2の都市メデジン市(人口約250万人)の市民に対する教育、医療、域内インフラ整備など公的サービスを提供する機関であるメデジン市役所のインフラ整備局である。同局は、域内に公的インフラ(特に道路、橋)の設計、建設、保守点検及びメデジン市役所の建物などの管理を行っている。メデジン市は、2012年に主にその公共交通機関の発達が評価され、「世界で最も革新的な都市」にノミネートされたことがあるほど、域内インフラ整備には力を入れており、同局が実施する業務は市行政の中でも重要な位置にある。市役所職員約8,000名、うち局員約250名。2021年度の年間の市役所予算は1.6万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同市内には、1785本の橋があり、その85%は建設時期が不明であったり、設計図がないといった状況で、国の設置基準に達していない。また、住民からの補修要請に対応するための部署も問題が起きた際の応急処置対応をしているにとどまり、予防的な対応まで手が回っていない現状である。応急処置の方法も過去の補修経験に基づいた方法が多く、地形、地層、交通、気象などを考慮した科学的データや、将来起こる可能性のある地震などの自然災害のリスクを踏まえたものではない。そのため、補修後の耐久性が低く、安全面や経済面において、問題を抱えている。主に日本や国際基準に対応した橋の保守点検基準や手法を反映させた効果的な方式の構築への貢献が協力隊に期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
橋の保守点検に関し、配属先関係者と共に以下の活動を行う。
1.保守手法について、日本や国際基準に基づき、域内の状況に適した方法を助言指導する。
2.現存する橋の耐震性などを調査し、配属先関係者に情報共有する。
3.保守の必要時期等を検知するための基準について助言する。
4.上記情報を含んだ保守点検マニュアルを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ArcGIS、AutoCAD
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート: 男性、30代、土木工学修士、JICA研修参加経験あり、経験15年
同局同僚:5名、30~40代、土木工学専門・システム専門
その他局員:約200名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)土木工学 備考:指導的立場であるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:指導的立場であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)