2022年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL31822C01)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

キト市役所

2)配属機関名(日本語)

キト市役所教育局

3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国の基礎教育課程は就学前教育を含め10年間であり、スペイン語と先住民言語(キチュア語)による二言語教育を行っている。配属先となるキト市役所教育局は同市が直接運営する幼~中等教育を総括する部局であり、2006年より開始された国家教育改革に基づき、教員研修をはじめとする教育の質の向上を目的としている。配属先では市立の幼稚園、小中高等学校(計20校)を管轄し、適切で質の高い教育を提供している。教育局の年間予算はおよそ300万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先はキト市の教育全般を担う部署であり、近年、教員のための校内研修体制確立と授業研究の普及に取り組み、数学教育の質向上を目指している。JICA海外協力隊は2009年4月より派遣され、これまで学校訪問や研修会を通して現地の学校教育の現状と課題を把握し、授業の質改善を目的とした研究授業や教育評価の導入に注力してきた。隊員は代々、JICA帰国研修員が勤務している学校および配属先の管轄する小中一貫校を巡回し、研究授業を実施している。エクアドルでは稀であった教員の相互協力による指導力向上という視点を導入し、各学校での定着を試みているところである。配属先には、2020年3月まで小学校教育の隊員が活動を展開していたが、数学分野の指導力強化を目指し、今回の支援要請へ至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

キト市内の管轄校を巡回し、配属先関係者と協議・協力しながら以下の活動を実施する。
1.管轄校の視察を通して数学教育の現状を把握し、各学校が抱える課題を整理する。
2.管轄校を巡回し、生徒主体の数学授業が展開できるよう教職員へ助言・提案する。
3.管轄校が数学の研究授業を導入できるよう教職員へ助言・提案する。
4.JICA帰国研修員の教員と協力し、数学の授業改善に関する提案書を纏める。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、(机、パソコン、コピー機、文房具)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
カウンターパート(50代女性、経験30年)

活動対象者:
巡回先学校校長及び教員
生徒 8年生から10年生(日本の中学1年~3年生)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)15年以上 備考:教員への提案・助言が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(9~21℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先に他の隊員が配属される可能性がある。