2022年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL31822C04)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

インバブラ県オタバロ地区教育事務所

3)任地( インバブラ県オタバロ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のオタバロ地区教育事務所は、当国北部のインバブラ県内南西部の山間部、人口約4万人の地方小都市に位置している。オタバロ市の半数以上が先住民族(キチュア族)で、スペイン語並びにキチュア語の二言語教育が実施されており、多文化共生に向けた教育が実践されている。同教育事務所は教育の機会均等の観点から、すべての子どもたちに適切で質の高い教育を提供することをめざし、教育省が策定する教育政策・教育計画の実施と管理を行っており、約80校を管轄している。年間予算は約3,500万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エクアドルでは、児童・生徒の算数に対する苦手意識は総じて高く、それは教える側の教師にとっても同様である。各校は、算数の授業内容を改善すべきとの問題意識はあるものの、授業改善のための具体的なアイデアに乏しく、技術的な支援が望まれている。こうした背景のもと、2014年4月に初代JICA海外協力隊員が配属され、算数教育の効果的な教授法を指導、2017年8月に着任した2代目隊員は地域の学校を定期的に訪問し、校長や教師と共に児童に対する学習支援を強化するとともに、模擬授業やセミナー実施、教材の紹介といった算数教育の質的向上に取り組み、一定の成果を上げた。教育事務所はもとより、現場の教員から模擬授業のノウハウ蓄積を望む声が高く、今回の要請へ至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先が管轄する学校(特に先進校)を巡回し、各学校の教員と共に以下の活動を行うことを想定している。
1.下記2~5について隊員自ら配属先と協議を重ね、必要に応じて調査を実施し、最終的な活動内容を決定する。
2.学校巡回により、教員の指導状況および生徒の学習状況を把握し、課題を分析する。
3.教員に対し、算数クラスの運営方法の他、論理的思考力の発達促進につながる教授法を助言する。
4.算数をより身近なものとするため、日常生活上の課題を題材とした教具・教材の作成を支援する。
5.算数の模擬授業や授業研究に関するワークショップを開催し、各校での定着をサポートする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品、機材一式(教室、ホワイトボード、算数教具など)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教育事務所計画調査員3名:女性2名、男性1名

活動対象者:
巡回先学校校長及び教員
児童 小学2~7年生(日本の1~6年生)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)15年以上 備考:教員への提案・助言が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(10~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】