要請番号(SL32422C01)
募集終了
4代目
・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
コロニアス・ウニダス農業協同組合
3)任地( イタプア県オブリガード市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1953年に設立されたドイツ系移住地の農業協同組合で、約1,000名の職員及び約4,000名の組合員を抱えるパラグアイで最大の規模を持つ組織である。同農協内には、大豆・小麦・トウモロコシ等を取り扱う農牧課の他に畜産課があり、組合員である酪農家、所属組合や地域の小農協では、毎日約9万リットルの生乳が生産されている。同農協は、帯広畜産大学との連携で実施中のボランティアグループ型派遣プロジェクト「イタプア県における小規模酪農家強化プロジェクト(FOPROLEI)」(第2フェーズ/実施期間2018年~2025年)の協力機関でもある。過去に4名のシニア海外協力隊員(家畜飼育)の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同農協では、組合員の酪農家に対し、生乳生産に関する技術指導(主に繁殖・衛生・飼養・人工授精)を定期的に行っている。配属先技術普及員(獣医)と共に農家を巡回し、技術指導を実施してきた歴代シニア海外協力隊員の活動成果により、少しずつではあるが生産技術の改善は見られるものの、乳量の増加及び乳質改善については、未だ支援が必要な状況である。今後、対象農家における一頭あたりの乳量を増やし、安定した品質の生乳を生産するため、継続的支援が必要なことから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.生乳生産に係る技術(繁殖・衛生・飼養・人工授精)に関して、技術普及員へのアドバイス及び酪農家への巡回指導を行う。
2.草地管理・サイレージ調製技術に関して、技術普及員へのアドバイス及び酪農家への巡回指導を行う。
3.子牛の飼養方法(飼養管理・家畜衛生等)に関して、酪農家への改善指導を実施する。
活動時間(月~金) 6:50~11:50 13:30~17:00
不定期で1~2泊の巡回指導に関連する出張の可能性あり。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、パソコン、プリンタ
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
技術普及員(獣医、女性、40代) CP
技術普及員(獣医、男性、20-50代) 5名
技術普及員(畜産技師、女性、30代)2名
活動対象者:
イタプア県内の農業協同組合員酪農家 約120戸
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:専門知識が求められる
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:生産者への助言が求められる
[参考情報]:
・家畜人工授精師(牛)の資格
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームスティ(または離れ)となる予定。
・COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更になる可能性有。変更時には配属先およびJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。