要請番号(SL32423C06)
募集終了



・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
パラグアリ教員養成校
3)任地( パラグアリ県パラグアリ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国の教育システムは、就学前教育、第一サイクル(1~3年生)、第二サイクル(4~6年生)、第三サイクル(7~9年生)を基礎教育とし、その上に高等学校(3年間)、大学と続く。配属先は第三サイクルまでの新規教員の養成を担い、高等学校修了後の人材が教員を目指して通っている。配属先では、新規教員養成コースに加え現職教員の指導力強化のための研修を行っており、定期的に短期コース(1回/月)や、特別支援教育や情報通信(ICT)教育等の特殊授業コースが実施されている。現在は教官31名、技術官6名、事務員5名によって運営されている。JICA海外協力隊の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、過去に派遣されていた隊員が中心となり作成された算数科の教師用指導書(MaPara)が、2020年2月に当国教育・科学省に正式に認可された。現在、国内各地の小学校で隊員5名がMaParaを使った効果的な授業の展開及び児童の学力向上を目指し、直接授業を実施する他、配属先や管轄校の教員と共に公開授業や勉強会の企画・実施を行っている。配属先はMaParaを高く評価しており、MaParaを取り入れた新規教員養成コースや現職教員の研修コースの実施を計画している。今般、教員を養成する立場にある教官への指導や教材開発にかかる協力が求められ、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 新規教員養成コース及び現職教員研修コースの算数科講義を巡回し、必要に応じて講義の補助を行う(講義補助は週5コマ(1コマ60分)を予定)。
2. 講義内容の改善・教官の指導力強化に向けた公開講義や勉強会を企画・実施する。
3. 算数科教官に対し、指導法や教材開発等の助言を行う。
4. 新規教員養成コース及び現職教員研修コースにおける授業モデルを提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、パソコン、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・学長(女性)
・算数科教官4名
活動対象者:
・新規教員養成コースの学生(約50名)
・現職教員研修コースの研修受講者(約10~30名/各コース)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等のレベルが求められる
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:教官への指導が必要なため
[参考情報]:
・大学での専攻は数学が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(離れ)またはアパートになる予定。
・COVID-19の影響により、今後、活動内容が一部変更される可能性有。変更時には配属先及びJICA事務所と相談しながら、活動を展開していくこととなる。