要請番号(SL32423D01)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済財務省
2)配属機関名(日本語)
サンタ・クララ・デ・アシス医科大学
3)任地( カアグアス県カアグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン大学 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンタ・クララ・デ・アシス医科大学は、首都から約180キロ離れた地方都市中心地にあり、保健科学部、法律科学部、教育科学部から成る私立大学である。学生数は約1,000名、教員数は約160名であり、2009年に創立された新しい大学である。保健科学部に最も力を入れており、大学から1ブロック離れた所に大学病院を有す。保健科学部は医学科、歯学科、生化学科、看護科に分かれ、医学科の学生が半数を占める。JICA海外協力隊の受け入れ経験は無い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
隊員の活動先となる保健科学部の生化学科は、臨床検査(血液学的検査、病理学的検査等)、バイオテクノロジー、法医学的検査、公衆衛生検査、食品検査(栄養分析、微生物分析等)を行っている。食品検査分野は2020年に導入され、食品の質と安全性確保のため、飲料水の水質検査に加え地域の食品製造工場の環境衛生や食品の検査を行っている。配属先は検査サービスの拡充のため、食品検査分野の強化を目指しているが、導入されて間もない分野であるため、担当教員の知識・技術が十分でなく検査項目も限られており、専門性を有する人材からの支援が必要とされ本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
保健科学部生化学科の同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 大学構内の研究室で、研究対象の食品に含まれている栄養成分・細菌等の検査を行う。
2. 検査サービス向上のため、日本の食品衛生に関する現状・知見・技術を紹介する。
3. 食品検査担当の教員(5名)や学部学生に対し、基礎的な化学実験や研究のサポートを行う。
4. (可能な範囲で)学術雑誌への投稿論文作成を目的とした研究計画の策定や、論文構成に関する側面的支援を行う。
※活動時間:7:30-11:00、13:30-17:00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マグネチックスターラー、オートクレーブ、遠心分離機、分光光度計、ホモジナイザー、光学顕微鏡、旋光計、屈折計、電気泳動、ELISA、セルカウンター、クリーンベンチ他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・生化学科長(男性、50代、経験年数13年、学士)
・カウンターパート(女性、20代、経験年数4年、学士)
活動対象者:
・食品検査分野の教員5名、学部学生約20名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)生物工学 備考:配属先の希望による
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:配属先の希望による
(指導経験)2年以上 備考:実習の補助を行うため
[参考情報]:
・学術雑誌への投稿の経験なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居はホームステイ(または離れ)もしくはアパートになる予定。