2022年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL33322C04)
募集終了

国名
ウルグアイ
職種コード 職種
C211 獣医・衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3
大学・獣医学部 研究室1 研究室2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ウルグアイ共和国大学

2)配属機関名(日本語)

獣医学部

3)任地( モンテビデオ県モンテビデオ市 ) JICA事務所の所在地( モンテビデオ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

共和国大学は1849年創立され、16学部・学生数約8万人を擁する唯一の国立総合大学。国の将来を担う人材育成の根幹となる高等教育機関。1903年設立の獣医学部は6研究部門、20学科、42講座、教員約400名からなる国内唯一の獣医師養成機関として、当国基幹産業である畜産業の発展を支えている。入学者数約600名で卒業に至るのは毎年120名程度。同学部には2005年から2010年まで、獣医師の能力向上を目的としたJICA技術協力プロジェクト「広域協力を通じた南米南部家畜衛生改善のための人材育成」が実施されたほか、病理学科、寄生虫学科、水産学研究に計8名のシニア海外ボランティアが派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

獣医学部獣医病理学講座は、常勤教員7名と他講座の非常勤講師で研究が進められている。獣医学部は南米獣医学大学連合協会により2010年から2015年まで重点校に指定され、若手教員の家畜疾病診断能力や研究成果の報告書作成能力の向上などが課題とされている。過去の獣医病理学のシニア海外ボランティアは、神経病理学、腫瘍学、皮膚病理学の分野において学内外の機材も活用して、免疫組織や電顕診断法における新しい技術や知識を紹介し、問題解決に有用な研究方法を提案しながら若手研究者の研究を支援した。また、獣医病理学講座では組織病理学の教育が不足しており、教育内容の改善、日本の獣医学専門家の助言を通じた診断能力や研究成果の向上にも支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.病理学分野における教師や研究者の診断能力の向上への協力を通じて学部及び大学院における高度人材育成を支援する。
2.家畜衛生に関する研究開発を支援する。
3.若手研究者の研究、論文作成の能力向上を支援する。
4.学術雑誌原稿の執筆作成能力の向上を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

光学顕微鏡、実体顕微鏡(獣医病理学講座)、電子顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡(教育省管轄のクレメンテ・エスタブレ生物学研究所が所有)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:主任教授1名(男性、60歳代)
活動対象者:助教授1名、大学教員5名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)又は英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)獣医学 備考:同僚と同等の資格が必要

[経験]:(指導経験)15年以上 備考:同僚と同等の資格が必要

[参考情報]:

 ・日本獣医病理学専門家協会の資格証明

 ・獣医学の博士が望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(3~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】