2025年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL47525D01)

国名
チュニジア
職種コード 職種
G133 剣道
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青少年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

チュニジア剣道リーグ
N

3)任地( チュニス県チュニス市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、チュニジア柔道連盟に所属する団体であり、2013年に同国における剣道の普及・発展を目的として設立された。現在、チュニス市内の6ヶ所の稽古場において、常時6名の剣道有段者が指導員として、6歳から60歳までの約40名の練習生に対し、継続的な技術指導を行っている。当団体はヨーロッパ剣道連盟及び国際剣道連盟に加盟しており、年間予算は2万5千DT(約125万円)。2024年1月よりシニア海外協力隊員1名が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、チュニス市内にある6ヶ所の稽古場を巡回しながら、剣道の技術指導を中心とした活動を行っている。指導員は常時6名程度で、週5~6日、主に夕方の時間帯に指導を実施している。近年、チュニジアにおいて剣道への関心が高まっており、練習生の数は年々増加傾向にある。一方で、限られた人数の指導員のみで対応しているため、練習生一人ひとりへの丁寧な技術指導や、指導体制の強化が課題となっている。こうした状況を受け、質の高い技術指導やコーチング能力を持つ専門的な指導者による支援が求められている。初代となる前任隊員は、技術や戦術の向上に加え、国内外の大会に向けた選手の強化および準備にも取り組んでいる。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の指導員と協力し、以下の活動を行う。
1.一人ひとりに適した練習方法の見極めと、練習メニューの提案・実践支援
2.技術面・戦術面に加え、剣道の精神・礼法・理念に関する指導
3.剣道のさらなる普及・発展に寄与する活動の企画・実施
4.国際大会・遠征への帯同(前任隊員はフランスオープン、ヨーロッパ選手権、日本遠征に帯同)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

剣道練習用体育館、剣道道具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
会長(男性・40代、剣道3段)、副会長(男性・50代、剣道3段)、指導員7名(30~40代)
【活動対象者】6~60歳、約40名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(剣道五段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導者として活動するため
    (競技経験)15年以上 備考:指導者として活動するため

[参考情報]:

 ・審判講習受講歴があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・現地ではフランス語も通用するが、一般にアラビア語チュニジア方言が使用されており、着任後にアラビア語チュニジア方言の現地語学訓練を実施する。
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