2022年度 春 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL51522C02)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ケニア特別支援教員養成校

3)任地( ナイロビ郡ナイロビ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

特別支援教育専門の教員養成校として1986年に設立され、ケニアの特別支援教育に関して中心的な役割をもつ。学習者は、5年以上の経験のある現役小学校教員で2年制。1年目は総論、2年目は専門分野を学ぶ。また、短期コースを5つの都市で開講している。同校には、障害者や特別支援教育に関する調査、子どもたちの障害の検査・判定、障害のある生徒と障害のない生徒が共に学ぶモデル校の幼稚園も併設されている。過去、カナダやイギリスから言語聴覚士、自閉症専門のボランティアの受入れ実績あり。旧制度のシニア海外ボランティア(障害児・者支援)が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校では発達障害、特に自閉症スペクトラム障害(ASD)について、教育手法などをさらに向上させるため、教員の知識の習得と能力の向上の必要性を強く感じている。自閉症コースは2年目に専門コースとして毎年15名ほどが学んでおり、また短期コースのクラスも開講している。過去に同校の教員3名がJICA研修員として日本で約1ヶ月の特別支援教育の研修を受講し、その教育手法に深い感銘を受け、日本から学びたいと考え、隊員の要請に至った。前任者は自閉症についての指導内容の見直し、個別の教育支援計画(IEP)の実施運営のための改善のための見直しを行った。配属先からは今後も継続しての活動の希望があり、後任の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚教師とともにクラスを担当し、学生への講義及び実技指導を実施
2.指導内容(発達障害コース)の見直しへの助言
3.他の教育機関から依頼を受けた教育相談(発達障害)の実施
4.地元で入手可能な素材を使った教材作成やアイデアの提供や他の教員へのワークショップの実施
5.ケニアはインクルーシブ教育の方針を打ち出しており、それらに関しても助言ができれば尚よい

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、机、パソコン、インターネット、各教室に備え付けのプロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
教員50名(25-60歳、大卒-博士号)
校長(男性 50代)、学科長1名(男性50代 院卒)、
同僚教師2名(男性40代 院卒、女性40代 院卒)
活動対象者:
学生(二年制・ディプロマコース)1学年100名が在籍

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベルが必要なため

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:現役教員への指導のため

[参考情報]:

 ・自閉症児療育の経験があればなおよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】