要請番号(SL64223D04)
募集終了



2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・社会活動省
2)配属機関名(日本語)
タリブダボセンター
3)任地( ダカール州ダカール県ダカール市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるタリブ・ダボセンターは1981年に設立された施設で、身体障害児の支援学校である。教育部門、医療部門、リハビリテーション部門、ソーシャルワーク部門からなり、障害児の包括ケアの実践を目指す、複合施設である。教育部門は、小学校、幼稚園を有し、幼稚園は障害児と普通児が共に学ぶインクルーシブ教育を実施している。小学校約200名、幼稚園約60名が在籍する。2019年1月まで、1代目の障害児・者支援シニア隊員が派遣され重複障害児の認知発達アセスメントや個別指導計画策定を支援した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の教育部門は幼稚園3学年3クラス、小学校6学年6クラスと重複障害クラスの7クラスで構成され、各クラスに教員と教員補助が配置し、国が定める指導要領に沿った指導を行っている。身体障害に加え、軽度の知的障害がある子どもが在籍しているが、教員は特別支援教育の専門知識を持っておらず、個々の障害や発達段階を十分に考慮した指導ができていない。前任の障害児・者支援シニア海外協力隊員は教員や子ども達の個性を配慮した指導ができるよう、配属先の技術顧問と協力し、認知発達アセスメントや個別指導計画策定を導入した。教員それぞれが児童の個性を把握し、子どもの個性に合わせた教育ができるような支援が必要であるため本件の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の技術顧問や教員と協力し、下記の活動を行う。
1. 教員が個々の子どもの認知発達アセスメントができるように知見を共有し、実践をサポートする
2. 教員が個別指導計画策定するための支援をする
3. 特に、重複障害児に対する具体的な指導方に関する知見を教員や指導員に共有し、実践を支援する
4. 地域内の特別支援学校の教員を集めた研修会や経験共有セミナーを開催する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、黒板など (教材、教具はあまり充実していない)
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長(男性、40歳代)
技術顧問(女性、40歳代、米国にて修士号取得)
小学校校長(女性、50歳代)
幼稚園長(男性、40歳代)
理学療法士、ソーシャルワーカー、義肢装具士など
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
フランス語(レベル:C)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:教員への指導のため
[参考情報]:
・肢体不自由特別支援学校の指導経験
・認知発達のアセスメントが可能な人
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日常生活言語は、ウォロフ語・フランス語となります。