【配属機関概要】

3）任地（ ビシュケク市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、1996年に設立された糸東流の空手団体である。キルギス国内で空手は人気の武道であり、糸東流のほか松濤館流、剛柔流、和道流が実践され、約1万人が空手を習っていると言われている。配属先は自前の道場は持たず、約100名が指導者の関係先などで場所を借りて糸東流空手の組み手と形を練習している。連盟の代表は、ビシュケク市内の私立学校の校長でもあり、同校の一部を道場として使用し、同校の生徒が授業の一環としても練習している。年間予算は約60万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

かつて糸東流は約600名の受講者がいたが、現在は約100名に減っている。代表はこれを盛り返したいと考えているが、何より自身が子供のころから学んだ糸東流空手を、また空手を通じた人間性の向上についてより多くのキルギス人に学んでほしいと思っている。 コーチはキルギスナショナルチームの選手でもあり、過去の大会で優秀な成績を収めてもいる。今般、指導者のより一層の育成を通じて広く一般に対して糸東流空手を普及したいと、隊員派遣要請がなされた。隊員には、技の実践だけでなく武道としての糸東流空手を通した人格形成や精神鍛錬について指導者の育成が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.指導者に対し、技術的指導方法を伝授する。
2.連盟に所属する空手道キルギス代表チームメンバーに「形」の指導を行う。
3.他国の空手道連盟との関係強化を支援する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

市内に点在する道場、トレーニング器具、糸東流空手形の指導書等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:空手連盟副会長 男性 50代 糸東流3段
・コーチ:9名(20～70代、男性、1～3段)

活動対象者:コーチはじめ一般成人、児童は10～15歳学校の生徒他一般参加者

【資格条件等】

[参考情報]：

　・糸東流空手道6段以上 師範資格 必須

【地域概況】

【特記事項】