要請番号(SL75422C10)
募集終了

・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健社会保護省
2)配属機関名(日本語)
国立医療機材維持管理センター
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
旧ソ連時代からあった国内の医療機材・機器・ラボラトリーの維持管理・修理を行う機関であったが、2015年に改めて全国の公立病院を対象に保守管理サービスを提供するべく設立された。同センターの技術スタッフが直接に病院へ赴き維持管理・修理を行う他、国内の4地域に計30名配置されているDistricts of Republican Subordination (医療機材維持管理に関し州レベルの担当地域を持つ)への研修や育成を通し各病院の医療機材の維持管理サービスを提供する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タジキスタンの多くの公立病院では、専門技能を有する臨床工学技士等の技術者の不足、日常の保守点検が徹底されていないことを理由に、特に近代的な医療機器の故障や障害が頻繁に起こっている。医療機材維持管理センターでは、全国の公立病院にある医療機器の多様化、人材の能力不足、分析器・測定器等の不足による医療機器の安全性や性能を担保するために必要な点検や評価が行えておらず外部の支援が必要である。JICA海外協力隊員は、センターに勤務する技術者への指導などを通じ、医療機器の正しい保守点検方法を普及するとともに、特に安全・性能点検試験の実施を支援することが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
医療機材維持管理センターにて、技術者の能力向上を図るとともに正しい保守点検方法を普及する。
1.実技指導や勉強会開催等を通して、機材の保守点検や安全・性能点検試験に関する技術者レベルの向上を図る。
2.機器の安全・性能点検試験に関する理解促進と普及に向けた教材・資料を作成する。
3.国内の医療機器の状況を調査し、配属先に必要な分析器・測定器を提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
センター内にある測定機器:振動計、オシログラフ、ジェネレーター、湿度測定器、マスメーター(圧力計)、バロメーター(気圧計)、マルチメータ等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
・エンジニア4名:20~40代男性(経験1~5年)
・技師4名:20~40代男性(経験1~5年)
・センター長
活動対象者
・配属先同僚及び各地域の医療機材維持管理担当スタッフ
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はロシア語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(臨床工学技士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚と同等レベルが求められるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語としては国語としてのタジク語、もしくは民族公用語としてのロシア語となる。
訓練言語はロシア語となる予定。