要請番号(SL75422D01)
募集終了

8代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学省
2)配属機関名(日本語)
ロシア・タジク・スラブ大学
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1996年にロシアの財政支援を受けて設立された総合大学。卒業生はロシアの学位を取得。6学部(外国語学部、言語学部、法学部、経済学部、国際関係学部、IT学部)・学士17専攻科、修士11専攻科、博士4専攻科を有し、約4千名が全日制課程に、約2千名が通信課程に在籍し、付属高校も併設されている。外国語学部では、第二外国語もしくは副専攻として日本語が選択履修され(他には中国語、独語、仏語)、英語学科、国際関係学科の1~4年生約70名が日本語を学んでいる。2010年以降SV(当時シニア海外ボランティア、現在シニア海外協力隊)の短期派遣を実施し、他職種の派遣の後、2015年以降に日本語教育隊員(SV短期)が協力している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学では、日本(国際交流基金)での教師研修に参加した言語学部長のイニシアチブにより日本語・文化・歴史に関する授業が実施されてきた経緯がある。2016年度、学内に「日本語・日本文化センター(日本語教室)」が開設され現地日本語教師1名が配属し、現地教師の養成や日本語教師会に関する活動が始まった。2017年度からは日本語授業のコマ数が増やされ現在に至っており、将来的には日本語学科の開設も目指されている中で、引き続き日本語を学ぶ学生の指導と現地教師の養成のために日本語ネイティブ教師が必要とされている。日常の授業での指導に加え、年1回の日本語弁論大会、日本語能力試験へ向けた指導も期待されている。なお、直近では2022年度に日本語教育隊員(短期SV)を1名派遣予定である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚である現地日本語教師の育成を行う。
2. 現地教師とともに、学生に対し初・初中級の日本語授業を週15コマ程度を行う。
3. 日本語授業で使用する副教材を、学習者のレベルに合わせて作成・改善する。
4. 配属先大学の日本語教育カリキュラム改善へ向けたアドバイスをする。
5. 日常の指導に加え、日本語弁論大会、日本語能力試験、日本留学試験等に向けた指導を行う。
6. 1~2月に1回程度開催される日本語教師会定例会議に出席するとともに、教師会運営へのアドバイスを行う。
7. 時間的余裕がある場合には、別の機関(他の大学、中高一貫学校等)での日本語授業の支援や日本文化紹介を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンタ、スキャナ、コピー機、プロジェクター、ホワイトボード。教材: 『みんなの日本語(初級I、初級II)』、『ひらけ日本語』、
『テーマで学ぶ基礎日本語(Vol.1、Vol.2)』、日本語辞書、等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・日本語教師: 20代女性、N3レベル
活動対象者:
・スラブ大学学生(1~4年生約80名)、現地日本語教師
5)活動使用言語
日本語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベルが求められるため
[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語は国語としてのタジク語。(もしくはロシア語。)
訓練言語はロシア語となる予定。