要請番号(SL75422D07)
募集終了

・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健社会保護省
2)配属機関名(日本語)
国立医療専門学校
3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都に位置する国立の医療専門学校で、看護師や助産師など12の中級レベルの医療専門職を養成している。約380名の教員、7500名を超える学生が在籍しており、国内最大の医療専門学校である。医療・社会リハビリテーション学科は2005年に設置され、3年間の理学療法士養成課程を提供している。全国の病院やリハビリテーション施設で活躍する人材の養成を目指し、現在、14名の教員が150名以上の学生を教えている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年タジキスタンでは、障害者や高齢者等の社会的弱者に対する社会福祉サービスの充実と利用促進が大きな課題となっている。しかし、障害児・者の支援は比較的新しい分野で、その専門性や役割に関する社会の理解はまだ浅い。国立医療専門学校でソーシャルワーカーを目指す学生は、3年間の医療・社会リハビリテーション教育課程で学ぶ。同専門学校では近い将来、ニーズの高まっているソーシャルワーカー専攻課程を設置する計画があるが、専門的な知識と経験を備える教員が不足しており、同専門学校における教育の質の向上を目指し、教育内容の改善と教員の能力向上を支援する。隊員には、日本のソーシャルワーカーの業務や障害児・者支援に求められる役割、教育事情等を紹介することも期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 医療・リハビリテーション教育課程の社会福祉に関するカリキュラム内容や教材、授業手法の現状を分析する。
2. 日本のソーシャルワーカーの業務や障害児・者支援に求められる役割等を紹介し、同カリキュラムの改善に向けて協力・助言する。
3. 学生に適切に指導できるよう、勉強会の開催や一緒に授業を行うこと等を通して同僚教員の能力強化を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
活動に必要な教育用資機材、その他の設備。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・医療・社会リハビリテーション学科長(60代男性)(経験40年)
・医療・社会リハビリテーション学科アシスタント(50代女性)(経験39年)
活動対象者:
・配属先同僚及び学生
5)活動使用言語
ロシア語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(社会福祉士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚と同等レベルが求められるため
[経験]:(指導経験)15年以上 備考:同僚への指導が必要なため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(-5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語は国語としてのタジク語。(もしくはロシア語。)
訓練言語はロシア語となる予定。