2022年度 秋 要望調査票
シニア海外協力隊 / 日系社会シニア海外協力隊

要請番号(SL75422D10)
募集終了

国名
タジキスタン
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健社会保護省

2)配属機関名(日本語)

国立医療専門学校

3)任地( ドゥシャンベ ) JICA事務所の所在地( ドゥシャンベ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都に位置する国立の医療専門学校で、看護師や助産師など12の中級レベルの医療専門職を養成している。約380名の教員、7500名を超える学生が在籍しており、国内最大の医療専門学校である。助産・婦人科学科の4年間の助産師養成課程では、現在30名の教員が1000名以上の学生を指導しており、卒後は全国の病院の産婦人科病棟やヘルスセンター等で活躍することが期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

首都に位置する国立医療専門学校は、4年間の教育課程を通して助産師を養成している。学生が実践力を身に付けるうえで必要不可欠な助産実習は、市内の病院やヘルスセンターにおいて3年次と4年次に実施されており、同学校が雇用する実習指導者が学生の指導にあたっている。しかし、妊娠・分娩ケアに関する最新の知識・技術が実習内容に反映できていないうえ、効果的な実習指導方法に関する知識・技術を教員が持たないため、実習指導者への指導が適切に行われていない。このような状況の中、同教育課程の質の向上を目指し、特に助産実習に関する教育内容のアップデートと最適化、教員や実習指導者の能力向上、指導方法の改善に協力するJICA海外協力隊の要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.助産実習の教育内容や指導方法の現状を分析する。
2.助産実習の教育内容や指導方法の改善に向けて、助言する。
3.助産実習に関する勉強会の開催等を通して、同僚教員・実習指導者の能力強化を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

活動に必要な教育用資機材、その他の設備。看護教育実習センター: 比較的近代的な機材あり(日本の支援なし)。
代表的なものは、各種シミュレーター(新生児の心肺蘇生、分娩、内診、婦人科診察、注射)。

4)配属先同僚及び活動対象者

・助産・婦人科学科長:40代女性(経験19年)
・助産・婦人科学科アシスタント:50代女性(経験34年)
・助産・婦人科学科アシスタント:20代女性(経験4年)
・教員:医師
・実習指導者:医師7名、助産師1名

5)活動使用言語

ロシア語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(女性) 備考:当地の文化風習により

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)15年以上 備考:同僚への指導が必要なため
    (指導経験) 備考:助産師教育または看護教育の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(-5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語としては国語としてのタジク語。(もしくはロシア語。)
訓練言語はロシア語となる予定。(英語力によっては訓練言語が英語となることもあり得る。)